ギラッド・コーヘン駐日イスラエル大使公式X(@GiladCohen_)から
イスラエルのギラッド・コーヘン駐日大使が14日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。日本のテレビ局の報道に怒りを表明した。
パレスチナ問題での重信房子氏娘の発言に憤慨
ガザ地区でのイスラエル軍とハマスの大規模戦闘で多数の死傷者が出ている中、ギラッド・コーヘン大使は13日に日本外国特派員協会で記者会見を行いました。
大使は投稿で、「日本外国特派員協会での記者会見において、TBSが重信房子氏の娘に発言の場を与えたことに失望しています。」と述べ、BS-TBSの番組でジャーナリストの重信メイ氏が出演したことに抗議しました。会見の様子はYouTubeでも公開され、大使は「これは何だ?」「これはひどい。本当に残念だ」と繰り返し訴えました。
重信メイさんの母は、かつて「日本赤軍」の最高幹部である重信房子氏です。彼女はパレスチナ解放人民戦線に所属し、軍事訓練を受けていました。1972年には日本赤軍がイスラエル・テルアビブの空港で乱射事件を起こし、多数の死者を出しました。
「テロを容認する人に、発言の場を与えるべきではない」
大使は強い口調で批判しました。「重信房子氏は50年前に多数のイスラエル人を殺害した事件に関与しており、その娘は現在、ハマスの残虐行為を称賛しています。テロを容認する人に、発言の場を与えるべきではありません」と述べました。
このニュースに対して、ネット上では賛否の声が相次いでいます。「当国のこの緊迫した状況において大変申し訳なく思います」「大使のお怒りは、当然だと思います」「全面的に支持致します」「許すべきではない」といった意見が寄せられていますが、「母と娘は別人格と思いますが」「子供は関係ない」という声もあります。
このような国際的な問題に関する報道は、慎重に行うべきです。重信房子氏の過去の行動や重信メイさんの発言については、適切な批判が行われるべきであると言えるでしょう。
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出典: Yahoo!ニュース