イスラエルのギラッド・コーヘン駐日大使が、TBSの報道番組に出演したジャーナリスト、重信メイさんに対して激しい怒りを表明しました。この報道を受け、ネット上では国際問題や子供に対する非難など、様々な意見が飛び交っています。
イスラエル大使の怒りに対する反応
コーヘン大使は、日本外国特派員協会での記者会見で、番組の画面が印刷された紙を手に「５０年前にイスラエル人を暗殺した犯人の娘が日本のテレビでコメンテーターをしていた。これは何だ？これは何だ？」と連呼し、怒りを露わにしました。「こんなのを見てしまって本当に残念」「殺人者とテロリストの家族に発言の場を与えるのを許すべきではない」とのコメントも寄せられました。
重信さんの母は「日本赤軍」の元最高幹部、父はパレスチナ人という背景があります。１９７２年、日本赤軍はイスラエルの空港で旅行客らに自動小銃を乱射し、２４人が死亡する事件を起こしています。
重信メイさんの主張と反応
番組に出演した重信さんは、中東やパレスチナ問題の長年の取材経験をもとに、「毎日のようにいじめられていた子が初めてやり返したら、それに焦点が当たるような状況」「なぜかパレスチナは『抵抗』ではなく『テロ』になるのは問題」と語りました。
放送後、この報道はSNSなどでも大きな話題となりました。イスラエル大使の怒りに対して、「国際問題じゃないか」「イスラエルが正義だとは思わないけれど、それでもあれはない」「親がテロリストだからといって子に罪はないけどね」といった様々な反応が寄せられています。
この報道を受け、インターネット上ではさまざまな立場から意見が交わされています。国際問題に発展する可能性もあるため、今後の展開に注目が集まっています。
記事の元情報は、こちらから。
