カナダのメラニー・ジョリー外相は、19日の記者会見で、インドに駐在する外交官41人とその家族を引き揚げると発表しました。
6月に起きたシーク教指導者の殺害事件について、カナダが印政府の関与を疑い公表したことで、両国の関係は悪化しています。そのため、インド側から国外退去しなければ外交官の地位を剥奪すると通告があり、安全上の懸念からカナダは引き揚げに応じたようです。現在、インドに残るカナダ人外交官は21人に減少し、一部の外交業務が停止されているとのことです。
殺害されたシーク教指導者は、シーク教徒の分離独立を訴えていた反体制派で、印政府は彼を「テロリスト」として指名手配していました。
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