新NISAよりもiDeCoへの投資を優先する、ファイナンシャルプランナー・山崎俊輔さんは、常に「iDeCoファースト」だ。
iDeCoファーストで老後を安心して迎える
新NISAの使い方はシンプルで、つみたて投資枠一択で「ほったらかし」が基本です。山崎さんは、「どれが伸びるか分からない」と割り切り、インデックスファンドに絞ることをおすすめしています。その理由は、少額から積立できるし、全額所得控除となるため節税方法としても優秀だからです。
山崎さんは、「iDeCoファースト、それが私の資産形成の基本です。」と語ります。そして、資産形成を説く立場にいながら、消極的なスタンスに思われるかもしれませんが、それは目の前の生活の楽しみや家族との時間を大切にしたいからです。
確定拠出年金のスペシャリストとして
山崎さんは、老後資産形成についてのアドバイスを中心とするファイナンシャルプランナーです。キャリアの振り出しは、企業年金研究所という退職金や企業年金のシンクタンクでした。専門は、確定拠出年金を中心とした企業年金制度と投資教育です。現在は個別のFP相談は行っておらず、執筆と講演を中心に活動しています。
山崎さんは、現在の仕事に対してやりがいを感じており、アリーリタイアの考えはありません。そのため、山崎さんが現状で考えている新NISAの使い方について、詳しくご紹介します。
この記事は、ファイナンシャルプランナー・山崎俊輔さんへのインタビューをもとに聞き書きされています。
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