橋の欄干に足を掛けていた女性が、自殺を試みようとしていました。しかし、一人の大学生が彼女に声をかけたことで、彼女の命は救われました。
大学生の勇気ある行動に感謝状
京都府警南署は、この大学生(24歳)に感謝状を贈りました。女性を思いとどまらせた彼の行動に敬意を表しました。
雨の中、一人の女性を見つける
大学生は9月8日の午前1時55分頃、雨の中自宅に帰る途中、橋の欄干で川を見つめる女性に気づきました。その時、彼女は傘も持っておらず、迷っている様子でした。
「大丈夫ですか」と声をかける
大学生は即座にバイクを停め、女性の元へ駆け寄りました。女性は欄干に足を掛け、飛び降りようとしていました。大学生は驚きながらも、勇気を振り絞って彼女に声をかけました。「大丈夫ですか」と。
傘を手渡し、見守り続ける
大学生は傘を持っていたため、それを彼女に渡しました。そして、警察に通報しました。彼は彼女が再び早まった行動をとらないように見守り続けました。警察官が駆けつけ、女性は無事に保護されました。
勇気ある行動に敬意を表す
感謝状を手渡した畑田英樹署長は、大学生の勇気ある行動を称えました。彼の行動によって、一人の命が救われたのです。畑田署長は「勇気ある行動で命が救われた。心から敬意を表したい」と述べました。
生徒を救おうとする大学生の言葉
この大学生は将来中学校の教師を目指しています。彼は「ただ目の前の人を助けたいという思いで、気付いたら体が動いていた。あの時助かってよかった、と思ってもらえるとうれしい」と述べました。
この勇敢な大学生の行動は、一人の命を救うだけでなく、多くの人々の心に温かい光を灯しました。
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