橋下徹氏 宮家邦彦氏と猛烈バトル!イスラエルの攻撃「国際法違反」と「自衛権」で真っ向対立

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橋下徹氏が元大阪市長として、弁護士として知られています。彼はフジテレビ系列の「日曜報道THE PRIME」に出演し、イスラエルによるパレスチナのガザ地区を支配する武装組織・ハマスへの攻撃について、違法性を指摘しました。

自衛権を行使する国家の立場

橋下氏は、国家同士の争いの場合、国家の自衛権の行使として民間人に被害が出ることもやむを得ないという理屈があると述べました。しかし、ハマスは国家ではないため、イスラエルの攻撃でパレスチナの人々の命が奪われることは許されないと主張しました。彼は、「テロ組織を壊滅するためにミサイルを撃ち込んだり、空爆したりすることが許されるのか」と述べ、国家の自衛権の行使は国家か国家に準じる組織に明確に制限されるべきだと説明しました。

自衛権の範囲についての意見

一方、元外交官の宮家邦彦氏は、「自衛権は必ずしも明確ではない」と反論しました。彼は、「相手が国家であろうが、国家でなかろうが、国民を守る、国を守るという観点で、自衛権と呼べるものには警察活動や対テロ策も含まれる」と主張しました。国家が国民を守るという点において、相手が国家であるかどうかは別問題であると述べました。

国際法の適用範囲について

橋下氏は「ミサイルや空爆が許されるなんて、国際法にはそんな規定はありません。国際法違反です」と力強く主張しました。一方、宮家氏は、「相手が民間人を盾にしている場合、攻撃してはならないのですか?攻撃する必要があります。残念ながら、巻き込まれる人が出てくることもあります」と指摘しました。

ジャーナリストの視点

ジャーナリストの櫻井よしこ氏は、「ハマスは民間人を殺すことを前提としており、イスラエルはそれを避けようとしている。その間には様々な戦闘が起こり、民間人の犠牲が出てしまうことが現実です」と説明しました。それでも橋下氏は、「相手が国家である場合、国家に対する攻撃で国民に被害が出ることはある程度仕方がないという理屈は成り立つかもしれませんが、相手が国家でない限り、パレスチナ人はハマスとは無関係です」と繰り返しました。これに対し、宮家氏は「ハマスはガザ地区を実質的に支配し、国家と同様の行動をしている」と付け加えました。

このように、橋下氏と宮家氏はイスラエルの攻撃について真っ向から対立しています。

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参照リンク:https://news.yahoo.co.jp/articles/9239a7e9f955978e040f2c8605d87dcf6618a7ec