兵庫県がパチンコ店に休業指示、全国初

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営業を続けるパチンコ店に対して休業指示の書類を交付に訪れた兵庫県職員=1日午後、神戸市灘区

営業を続けるパチンコ店に対して休業指示の書類を交付に訪れた兵庫県職員=1日午後、神戸市灘区

 兵庫県は1日、新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく休業要請に応じない県内のパチンコ店3店舗に対し、最も強い措置となる同法45条3項の休業の指示を発出した。同項の指示は全国初。同県は4月27日以降、営業を続ける店舗名を公表し、使用停止を求めていた。

 指示を受けたのは、フェニックス新在家(神戸市灘区)▽フェニックス摩耶店(同)▽フェニックス長田店(同市長田区)-の3店舗。この日の営業を確認したうえで、店側に休業の指示書を交付した。

 45条3項は協力の要請からさらに踏み込んだ行政処分にあたるが、従わなくても罰則はない。同県の井戸敏三知事は「法律が協力を前提につくられているため、罰則がないのは仕方がない。ただ結果として強制力は担保されず、指示にも従っていただけない場合は国に要請することになると思う」と記者団に述べ、国に法改正などを求める考えを示した。

 政府の緊急事態宣言を受け、同県は県内パチンコ店391店に休業を要請したが、これに応じなかった7店舗名を公表。神戸市内の3店舗は営業を継続している。

 パチンコ店への休業指示について井戸知事はこれまで「県境を越えて人が集まっており、行列をつくる状況もみられる。感染拡大防止のため、営業を控えてほしい」と呼びかけていた。

 先に休業指示を出す可能性があった大阪府は、30日に全店の休業を確認したため取りやめた。

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