トルコ大統領、スウェーデンのNATO加盟承認の法案を議会に提出

トルコのエルドアン大統領
トルコのエルドアン大統領=アンカラで2023年10月11日、トルコ大統領府提供・ロイター

トルコのエルドアン大統領は、スウェーデンの北大西洋条約機構(NATO)加盟批准に向けた法案に署名し、議会に提出しました。トルコ大統領府が同日、ツイッター(X)で発表しました。

スウェーデンのNATO加盟

スウェーデンのクリステション首相は、この法案についての議会手続きが始まったことを歓迎し、「NATOの一員となることを楽しみにしている」と述べました。

スウェーデンとフィンランドは、ロシアのウクライナ侵攻を受けて、昨年5月にNATOへの加盟を申請しました。そして今年4月、フィンランドのみが加盟が決まりました。しかし、エルドアン大統領は、トルコが非合法組織に指定している「クルド労働者党(PKK)」関係者の活動をスウェーデンが容認しているとして、同国の加盟承認を保留してきました。

7月には加盟を容認する考えを示しましたが、その条件として、米国によるトルコへのF16戦闘機売却を挙げました。NATOへの新規加盟には全加盟国の承認が必要ですが、スウェーデンの加盟については、トルコのほか、ハンガリーも批准手続きを終えていません。

引用元リンク: 日本ニュース24時間

参考リンク: https://news.yahoo.co.jp/articles/f049dc724f34e261dff589694abb7759761a389a