衆議院福岡9区:自民・茂木幹事長が大家氏くら替えを「難しい判断」と伝える…11月中に候補決定方針

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こんにちは、皆さん。今日は、衆議院福岡9区(北九州市八幡西区など)の次期衆院選の候補者選考に関するニュースをお届けします。自民党の茂木幹事長は27日、地元議員たちとの会合で、11月中に選考会議を開き、候補予定者を決定する方針を伝えました。しかしその中で、7月に党員投票で勝利した大家敏志参院議員(56)については、衆院へのくら替えを原則禁止する党の要綱を示し、「大変難しい判断になる」との見方を伝えました。

地元議員からの要請書に茂木幹事長は応える

この日、福岡県議や北九州市議を含む計13人の地元議員が要請書を持って党本部を訪れ、大家敏志氏を候補にするよう茂木氏に求めました。しかし、茂木氏は全員の意見を聞いた後、「今日は決定はできない」と説明し、11月中に選考会議を開く考えを示しました。

大家氏の勝利と茂木氏の要綱提示

7月の党員投票では、大家氏が北九州市議の三原朝利氏(45)に勝利しました。松尾県議は面会の際、「この3か月、地域の人に大家敏志を紹介してきた。今さら違う人で選挙はできない」と伝えましたが、茂木氏は「意向は尊重します」としながらも、党の要綱を説明し、「難しい判断」と強調しました。

次期衆院選の展開

次期衆院選では、9区で大家氏と三原氏の2人に公認を出さず、当選者を追加公認する「福岡方式」が検討されています。ただ、自民党内の分裂を招く恐れもあるため、無所属現職の緒方林太郎氏(50)に対しては「勝てない」との見方もあります。松尾県議は「(福岡方式は)想定としては考えられるが、やはり候補予定者を決定してもらいたい」と話しました。

これによって、衆議院福岡9区の次期衆院選における候補者選考の方向性が注目されています。

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