石破茂氏の指摘:野党の質問姿勢に疑問

Image

石破茂氏「野党の追及があのように甘ければ…」衆参予算委員会での野党側の質問姿勢を疑問視

自民党の石破茂元幹事長は、ブログで今月行われた衆参両院の予算委員会での野党側の質問姿勢について疑問を投げかけました。石破氏は、質問時間が短く議論が深まらなかったことに触れながら、野党の追及があまりに甘いと指摘しました。

国会のあり方に疑問

石破氏は「今週行われた衆・参両院の予算委員会を聴いていて、いつものことながら野党側の姿勢には強い疑問を感じざるを得ませんでした」と述べました。彼はさらに、「政府・与党にとっては有り難いことではあるのですが、議論の場としての国会のあり方がこれでよいはずがありませんし、野党の追及があのように甘ければ、政府の側も高を括り、能力も低下して国家国民に対する緊張感も失われることになります」と述べました。

過去の予算委員会との比較

過去に小泉・福田・麻生内閣時代の予算委員会での野党の質問に触れた石破氏は、「わざと論点をずらしたりして時間稼ぎをするテクニックを持つ議員もいましたが、質問時間が長かったため、真剣勝負にならざるを得なかった」と振り返りました。それに対し、今回の野党側の質問については、憲民主党の逢坂誠二議員や有志の会の吉良州司議員の問題点を明確に突いたものの、質疑時間が短く議論が深まらなかったと残念がりました。

野党の改善が必要

石破氏は、「野党全体では数時間の持ち時間がありますから、質問者を質疑能力の高い議員に絞り、数日をかけて質問を練り上げる努力をするべきです」と訴えました。また、「自民党が野党の時は、論ずべきテーマや資質を問うべき閣僚などの目標を明確に定め、徹底的に民主党政権を追及し、結果を挙げたと自負していますが、今の野党にはそのような気魄が全く感じられません。予算委員会で総理に訊くことではなく、なんという勿体無い時間の使い方なのだろう、と何度も思いました」と述べました。

日本ニュース24時間で詳細をチェック

この記事は「日本ニュース24時間」からの引用です。引用元の詳細はこちらからご確認ください。

Source link: https://news.yahoo.co.jp/articles/6b4144649e823f4df24d4ad859dd35f00beb91c7