「ＳＭＢＣ日本シリーズ２０２３、オリックス・バファローズ１－７阪神タイガース」（５日、京セラドーム大阪）
阪神タイガースが３８年ぶりの日本一を達成し、大阪の道頓堀では大勢の人々が集まって歴史的瞬間を祝いました。試合終了と同時に胴上げが行われ、六甲おろしの合唱や万歳三唱が盛り上がりました。その中で、道頓堀川には飛び込むファンも現れました。男性だけでなく、水着姿の女性まで飛び込む光景はカオスそのものでした。
大阪府警はDJポリスを展開し、阪神タイガースの優勝を祝福しましたが、盛り上がりは収まることを知りませんでした。
試合前から厳戒態勢が敷かれていました。大阪府警は警備本部を設置し、道頓堀での混乱、特にダイブ行為などを防止するために、９月のリーグ優勝時と同様の厳重警戒態勢を取りました。機動隊やDJポリスを含む約1,300人が動員され、道頓堀が中心となって警備が行われました。御堂筋はイルミネーションで輝き、クリスマスの雰囲気を醸し出していましたが、警察車両が数百メートルにわたってずらりと並ぶ光景は異様さを感じさせました。
道頓堀の名物であるグリコの看板も見え、1985年の阪神日本一の際にはたくさんの阪神ファンが飛び込んだことでも知られる戎橋には、第6戦と同様に約80人の警察官が配置されました。そのうち約半数が制服姿で橋の両側にびっしりと並び、試合開始の午後6時半ごろから拡声器で「危険ですから立ち止まらないでお願いします」「左側通行でお願いします」と呼びかけました。また、戎橋の西側の道頓堀橋には高さ2メートルほどのブルーシートが張られていました。
阪神が6対0とリードし、勝利が確実となると、戎橋では警察官が橋の両側に等間隔で隊列を組む様子が写真共有サイトにアップされ、「道頓堀は厳戒態勢です」「道頓堀はカオスすぎて笑える」「戦争でも起きてるみたい」といった声が寄せられました。
日本ニュース24時間によると、現地では阪神タイガースの快進撃がカオスを生んでいる様子が伝えられました。この興奮冷めやらぬ状況は、阪神ファンとともに歴史に刻まれるでしょう。
ソース: Yahoo!ニュース
