ウォータースライダーで子供同士の衝突事故、35分後に駆け付けた父親が男児の心肺停止に気付く

ウォータースライダー

こんにちは、みなさん。今回は、島根県邑南町のレジャー施設「瑞穂ハイランド」で起きた悲しいニュースについてお伝えします。ウォータースライダーで遊んでいた男児が事故により心肺停止に陥っていたのに、なんと現場のスタッフが気づかず、35分もの間、父親が駆け付けるまで放置されていたのです。これについて、有識者による事故検証委員会が初会合を開き、町教育委員会が調査結果を報告しました。

事故の状況

町教委によると、この事故は地元公民館が主催したデイキャンプの中で起きました。8月24日の午後2時25分頃、男児はスライダーのゴール付近に座っていたところ、上から滑り降りてきた別の児童とぶつかってしまったのです。

男児は自分でコース外に出ることができましたが、泣きながら正座し、頭を伏せたそうです。スタッフが痛いところはないか確認すると、男児は再び泣き出して額をたたき、その後ぼーっとしていたのだとか。

スタッフは最初、男児が熱中症になったのかと考え、車で休ませながら頭や首元を保冷剤で冷やしました。事故から約20分後、男児はいびきをかいて寝入りましたが、さらに15分後に父親が到着して男児を抱えたところ、初めて気づいたのです。男児は呼吸をしていなかったのです。

再発防止策への取り組み

この事故を受けて、検証委は年度内に事故の原因や再発防止策について報告書をまとめる予定です。この報告書には、今後同様の事故が起きないようにするための具体的な対策が含まれる予定です。

日本ニュース24時間では、このような事故が二度と起きないようにするために、安全な遊び場所づくりやスタッフの教育・訓練など、安全対策に注力してほしいと考えています。

この記事の詳細はこちらからご覧いただけます。

それでは、安全な遊び場での楽しい時間をお過ごしくださいね。

日本ニュース24時間