オリックス山本由伸と頓宮裕真、備前焼という奇跡の絆

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プロ野球日本シリーズでオリックスの山本由伸投手(25歳)と頓宮裕真捕手(26歳)の活躍が注目されています。彼らの出身地、岡山・備前市伊部には人口約6000人と小さな地区にも関わらず、彼らのようなスター選手が生まれたことは何か特別な要素があるはずです。

備前焼が結ぶ二人の幼なじみ

山本由伸と頓宮裕真は学年は2つ違いですが、実家は隣同士でした。幼少期から2人でキャッチボールをして遊んでいました。2人の楽しみはいつも野球で、夜になるとティー打撃の音が壁伝いに聞こえてきたそうです。

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彼らが所属していた伊部パワフルズでは、練習試合がよく行われていました。頓宮裕真は今季、初の首位打者に輝きました。彼はオリックス入団を夢見て頑張っています。

野球と備前焼の関係

備前焼は岡山県備前市の特産品であり、その町で山本由伸と頓宮裕真が生まれ育ったことは偶然ではありません。この地域は陶芸作家が多く、親子の関係が非常に密接です。山本由伸の父・忠伸さんや頓宮裕真の父・哲也さんは陶芸作家ではありませんが、この地域の文化が野球や遊びを通じて子供たちを育んできたのです。

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備前市には山本由伸と頓宮裕真の他にもプロ野球選手がいます。中日の福島章太選手も隣町の片上出身で、彼らと同じく備前中学校出身です。また、日本ハムの万波中正選手もインスタグラムで山本由伸と頓宮裕真とのスリーショットを投稿し、自身も備前市出身であることを明かしました。

備前市の吉村武司市長は、「地域全体で子供たちを応援し、野球への情熱を育むことが、プロ野球選手の輩出につながったのではないか」と述べています。

オリックス・山本由伸投手と頓宮裕真捕手の絆は、幼少期からの交流と備前焼という地元の文化に根ざしています。彼らの物語はまさに「奇跡の幼なじみ」と言えるでしょう。

この記事は、日本ニュース24時間から提供されたものです。

元の記事のリンク: https://news.yahoo.co.jp/articles/e4e09c6e754c68de5c4db73173d45770ea47224e