「カシオペア」緊急停止、「撮り鉄」2人を書類送検…「いい写真撮りたかった」

カシオペアの画像

栃木県警察は、寝台列車「カシオペア」を撮影するために線路内に侵入したとして、東京都と埼玉県出身の20代の男性2人を鉄道営業法違反容疑で大田原区検察庁に書類送検したことがわかりました。捜査関係者への取材によれば、「いい写真を撮りたかった」と容疑を認めているそうです。書類送検は11月30日付けで行われたようです。

2人が起こした事件の詳細

捜査関係者によると、2人は6月3日の午後6時頃、栃木県矢板市のJR宇都宮線蒲須坂―片岡駅間で線路内に侵入したという疑いがかけられています。この行動により、列車が緊急停止し、最大で3本の電車に最大14分の遅れが生じました。2人は鉄道写真愛好者の「撮り鉄」と見られており、県警は他にもう1人が線路内に侵入した可能性についても捜査を進めています。

寝台特急カシオペアのヘッドマーク

この事件は、JRの鉄道安全を守るために重大な問題です。線路内への立ち入りは法によって禁じられており、また、列車の遅延や事故の原因となる可能性があります。鉄道の撮影が趣味であるとしても、安全を確保するためには決して線路内に侵入してはいけません。

このような事件は、私たちが鉄道安全に対してどのように関わっているかを考える機会です。鉄道は私たちの生活に欠かせない存在であり、安全で快適な移動手段として多くの人々に利用されています。私たちは鉄道を利用するだけでなく、その安全を守るためにも心がけるべきです。

以上、日本ニュース24時間からの報道でした。

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