デンソーの燃料ポンプ5千個、特定車両未確認のまま修理交換

デンソーの本社

最大手自動車部品メーカー、デンソー製の燃料ポンプに不具合が発生し、約268万台がリコールされる問題が起きています。しかしそれに加え、まだどの車両に取り付けられたかが特定できていない燃料ポンプが5000個以上存在することが、今月2日時点で明らかになりました。この問題について国土交通省は、自動車メーカーに対して特定車両の確認を急ぐよう要請しています。

リコール対象車268万台にデンソー製ポンプ搭載

朝日新聞の取材によると、デンソー製の燃料ポンプの不具合によるリコールは2020年3月以降、計8つの自動車メーカーで268万台以上に及ぶことが判明しています。燃料ポンプの不具合は、最悪の場合には走行中にエンストを引き起こす恐れがあります。

特定されていない5000個以上の燃料ポンプは、デンソーが2017年以降に製造し、3つの自動車メーカーに交換修理部品として出荷されたものです。

この問題により、デンソーと自動車メーカーは消費者の信頼を再び取り戻すために全力で取り組んでいます。このような重要な自動車部品において、安全性を確保し、信頼性を高めることは不可欠です。

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※この記事の翻訳元: 朝日新聞