ウクライナとロシアの緊張が続いている中、ウクライナ軍がミサイル攻撃を行い、クリミア半島のケルチにあるロシアの巡洋艦「アスコルド」を損傷させたことが明らかになりました。
ウクライナのミサイル攻撃による損傷
ウクライナ軍の報道官は、南部クリミア半島のケルチに対するミサイル攻撃について、ロシアが一方的に併合したこの地域に対して行われたものだと明らかにしました。この攻撃により、ロシア海軍の巡洋艦「アスコルド」が損傷したと報告されています。
(写真:読売新聞)
ロシアの艦船損傷の認められる
「アスコルド」は高精度巡航ミサイル「カリブル」を搭載することができる巡洋艦であり、ウクライナ侵略に使用されていました。ロシア国防省も、同日にケルチで海軍の艦船が損傷したことを認めました。
ウクライナ内での悲劇
一方、ウクライナ南部のザポリージャ州では、ロシア軍のミサイルがウクライナ軍の式典会場に着弾し、約20人の兵士が死亡しました。ウクライナメディアによると、この攻撃は回避可能な悲劇であり、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は国防省が再発防止のための調査に着手したことを明らかにしました。
ロシアによる補給路の確保
一方、ロシア通信によると、ザポリージャ州のロシア占領地域の行政トップは、ロストフ・ナ・ドヌーとクリミアを結ぶ鉄道建設が始まったと発表しました。これにより、ロシアは露本土と占領地域を結ぶ補給路を確保し、ウクライナの反転攻勢に備える狙いがあるとされています。
この記事の情報元: 日本ニュース24時間