菅義偉官房長官は9日の記者会見で、9月に予定される内閣改造を巡り、自ら月刊誌で自民党の小泉進次郎衆院議員の閣僚起用に前向きな姿勢を示したことに関し「厚生労働部会長として社会保障に関する問題を担当し、経験を積んでいる。今後の活躍を期待しているということだ」と述べた。
小泉氏が「ポスト安倍」候補かどうかとの質問には「安倍晋三首相の党総裁として(の任期は)残り2年間ある。まずは目の前の政策課題に政府、与党を挙げて取り組むことが大事だ」と語るにとどめた。
菅氏は10日発売の月刊誌「文芸春秋」で、小泉氏の閣僚起用について「良いと思う」との見解を示した。