親ロ派政治家、車爆弾で死亡 ウクライナ情報機関が関与主張

ウクライナ東部ルガンスク(Lugansk)州で、親ロ派の政治家が車に仕掛けられた爆弾によって死亡しました。ウクライナ情報機関は事件への関与を主張しています。

ロシア側による併合

ウクライナ東部ルガンスク州はロシアによって一方的に併合されました。親ロ派の政治家であるミハイル・フィリポネンコ(Mikhail Filiponenko)副議長はこの地域の人民評議会に所属しており、かつてはルガンスクの親ロ派武装勢力を率いていました。

ロシアの通信社であるルガンスク情報センターによれば、フィリポネンコ氏は自身の車の中で爆発装置が作動し、致命傷を負ったと報じられています。

ウクライナ情報機関の主張

ウクライナ軍事情報局は事件発生数時間後に声明を発表し、フィリポネンコ氏殺害の特別作戦を実施したと明らかにしました。この声明によって、ウクライナ軍と抵抗勢力が連携してフィリポネンコ氏を標的にした攻撃が行われたことが示唆されました。

攻撃と暗殺の相次ぐウクライナ侵攻

昨年2月のウクライナ侵攻開始以来、著名な侵攻支持者やロシア指名の自治体関係者を標的にした攻撃や暗殺事件が相次いでいます。この事件はその一環として注目されています。

参照リンク: 日本ニュース24時間