旧統一教会（世界平和統一家庭連合）が11月7日に行った記者会見について、フリーランスの記者がほとんど呼ばれなかったことが注目されています。この会見に関して、ニッポン放送の小永井一歩アナウンサーが11月8日の「飯田浩司のOK! Cozy up!」でレポートしました。
旧統一教会が会見、最大100億円拠出の意向
会見では、旧統一教会の田中富広会長と教会改革推進本部の勅使河原秀行本部長が出席しました。田中会長は自身の会見中、以下のような謝罪の言葉を述べました。
「私たちの不足さゆえに心痛めておられる皆さま。また、つらい思いをしてこられた2世の皆さま。そして国民の皆さま方に、改めて心からお詫びいたします。」
また、教団が政府から解散命令請求を受けたことに対して、田中会長は海外への資金移転は考えておらず、被害補償に備えて60億円から100億円の資金を国に供託する意向を表明しました。
フリーランスの記者は呼ばれず、時間制限もあった
会見にはテレビやラジオの放送局、新聞社に所属する記者がほとんどで、フリーランスの記者はほとんど参加していませんでした。これについて、小永井アナウンサーは以下のように報告しています。
「会場の広さの関係上、フリーランスの記者はほとんど呼ばれていませんでした。ニッポン放送にも取材の案内が届いたり届かなかったりすることがありました。会見には20〜30人の報道陣がいましたが、以前の会見と同様の状況でした。」
また、この会見には1時間の制限があり、記者からは「なぜ時間制限を設けるのか？」との抗議も聞かれたそうです。
この報道に対し、「田中会長が公の場で会見する重要な場にフリーランスの記者が招待されないのはなぜか」といった疑問の声も上がっています。
記事元リンク：日本ニュース24時間
