「明治牛乳」に動物用医薬品、大阪府が4万4577本回収命令 西日本で販売

明治牛乳

大阪の府庁では、乳業大手である明治(東京都中央区)の関西工場(大阪府貝塚市)が製造した「明治牛乳」の瓶詰めから、牛の感染症予防に使用される動物用医薬品が検出されました。これに関して、大阪府は同社に対して4万4577本の回収を命じました。報告されたところでは、健康に対する被害はまだないようです。

回収の対象と理由

大阪府によると、回収の対象となるのは関西工場で製造された「明治牛乳」の瓶詰め製品で、賞味期限が今年11月13日の製品です。今回、検出されたのは食品衛生法で定められている「スルファモノメトキシン(サルファ剤)」という動物用医薬品で、検出された濃度は0・02ppmです。食品衛生法では、このような医薬品が製品に含まれていることは許されていません。

販売エリアと調査状況

関西工場で製造される牛乳は主に西日本で販売されています。大阪府は現在、流通状況を調査しています。関西地域での販売が中心となっているため、西日本各地で購入された方々は注意が必要です。

具体的な問い合わせ先

もし心配事や質問がある場合は、以下の「お客様相談センター」に問い合わせることができます。電話番号は0120・233・112です。お問い合わせは午前9時から午後5時まで受け付けています。(ただし、11月11日と12日以外の土日祝日、年末年始は受付していません)

「明治牛乳」に関する詳細情報は、こちらのリンクをご覧ください: 日本ニュース24時間