韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が、米国のオースティン国防長官やブラウン統合参謀本部議長と大統領公邸で夕食会を行いました。この夕食会で尹大統領は、「北朝鮮がイスラム組織ハマスのような奇襲攻撃を含むいかなる挑発を行っても、韓米連合は即座に断固とした報復ができる態勢を保ちたい」と述べました。
オースティン氏とブラウン氏は、韓米定例安保協議(SCM)に出席するために韓国を訪れました。
尹大統領のコメント
尹大統領はウクライナ戦争やイスラエルとハマスの武力衝突が北朝鮮と直接的および間接的に関連していると指摘しました。北朝鮮の核・ミサイルの脅威に対応するため、韓米は7月に「核協議グループ(NCG)」を設立し、情報共有や協議システムの構築などで緊密に協力していることを評価しました。
オースティン国防長官のコメント
オースティン氏は、「バイデン大統領の確固たる意志は、いつにも増して強固な韓米同盟をさらに強力に発展させることです」と述べました。また、「米国のすべての軍事能力を運用し、韓国を防衛する」と強調しました。さらに、「韓米の若者が宇宙やサイバーを含む科学技術協力を積極的に行うことを望む」と述べ、尹大統領もこれに応じ「韓米および韓米日の間で議論が進むことを望む」と述べました。
この夕食会は、北朝鮮の脅威に対処するために韓米連合が強化されることを示しています。尹大統領とオースティン国防長官らの会談は、両国の関係をより強固にし、平和と安全を確保するための戦略的なパートナーシップを築くための重要なステップです。
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