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酒気帯び運転の疑いで逮捕された男(20)が、借り物のレンタカーを乗り逃げし続けていたことが明らかになりました。
長野県諏訪市での一件から始まり、男は7台もの高級レンタカーを乗り継ぎ、各地で乗り逃げを繰り返していたとのことです。
父親とレンタカー店の間で行われた話し合いに出席した記者が伝えるところによれば、父親は息子の行為に憤りを感じています。
「息子は謝罪したいと言っている。なぜ、レンタカーを乗り逃げしたのか分からない。何をやっているんだと腹が立つ」と、父親は話しました。
この問題は長野県諏訪市で始まりました。男は600万円程する高級レンタカーを借り、返却期限を過ぎても乗り続けました。その後、大分県で事故を起こし、東大阪市で再び高級車をレンタル。男は借り物の車で高速道路を爆走し、大阪府内でレンタカーを乗り捨てました。
トラブルに気づいた父親は、借りていた車の返却を促しましたが、男は兵庫県淡路市に戻って車を放置してしまいました。
男は「車は返却した」と父親に伝えたものの、10月29日に東京・池袋で横転事故を起こし、逮捕されました。
被害にあったレンタカー店によると、被害額は約300万円に上りますが、男からは未払いの代金11万円のみが支払われたとのことです。
このニュースは多くの人々を裏切り、関係者にとっても腹立たしく悲しい事件となっています。
長野県警は、この問題について横領の疑いで捜査を行っています。