10月にかけても異例の残暑 暑さの記録を更に更新か 季節は足踏み 1か月予報

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画像:tenki.jp

気象庁が21日に発表した1か月予報によると、10月も全国的に気温が平年より高くなる見込みです。特に10月上旬には、北日本、東日本、西日本では80%の確率で高温となるとのことです。

今年の夏は過去に例のないほどの暑さとなり、9月に入っても異例の残暑が続いています。名古屋市では最も遅い記録となる猛暑日(最高気温35℃以上)が更新され、東京都心や仙台市などでは年間の真夏日(最高気温30℃以上)の日数が大幅に増えています。

また、気象庁は21日に北海道から沖縄までを対象にした「高温に関する早期天候情報」を発表しました。この情報は、通常よりも高い確率で発生する著しい高温に関するものです。今後2週間の気温は平年よりも約2℃以上高くなることが予想され、9月27日頃からは「かなりの高温」となる日が多くなる見込みです。

今週末(23日、24日)は秋雨前線が南下し、全国的にカラッとした秋晴れの日が多くなります。しかし、来週中頃から再び夏の高気圧が戻り、暑さがぶり返す予想です。運動会などのスポーツイベントが増える時期ですので、引き続き熱中症には注意し、食品の管理にも十分注意しましょう。

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10月上旬にはまだまだ暑さの記録更新があるかもしれません。実際に東京都心では10月12日、大阪市では10月17日が最晩記録となっています。

特に西日本や東日本では10月にも最高気温30℃以上の真夏日がありそうですが、朝晩は20℃を下回り、羽織るものが欲しくなる季節です。北海道では内陸を中心に一桁の気温となり、大雪山などの高地では紅葉が見頃となります。紅葉スポットでは朝晩は寒くなりますので、暖房が必要です。朝晩と日中の気温差が大きくなる時期ですので、重ね着などで服装を調節しましょう。

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秋は降水量と日照時間が平年並みとなる時期です。秋雨前線が停滞し、湿った空気が流れ込むと局地的に激しい雨が降ることがあります。また、10月にはまだまだ台風が接近する可能性がある時期です。秋雨前線と台風の組み合わせは大雨をもたらすことがありますので、常に側溝の掃除などの大雨対策を万全にしておきましょう。

以上、気象庁の最新の1か月予報に基づいた記事でした。秋の気候の変化には注意が必要ですが、適切な対策を取って快適な季節を楽しみましょう。

※本記事の情報は、日本ニュース24時間が提供しています。

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