ゼレンスキー大統領は、ロシアとの戦争において重要な戦略を提案しました。彼は、ロシア軍がアウディーイウカ近郊で大きな損失を受けることで、戦争の流れが敵に不利になると主張しています。
防御の重要性と有利な状況
ゼレンスキー大統領は、ロシア軍の攻撃が激しいドネツク方面について言及しました。彼は、ロシア軍がバフムート近郊よりもアウディーイウカ近郊でより多くの兵士と装備を失っていることに触れました。彼は、この地域で戦闘任務を遂行する兵士に敬意を払い、アウディーイウカ近郊でロシア軍が破壊されれば戦争全体の流れが敵にとって不利になると述べました。
ウクライナ軍の損失と予備戦力
ウクライナ軍の損失は、攻撃側のロシア軍よりも少ないと思われますが、それでも相当な損失が出ていることは確かです。予備戦力の供給能力が対等である場合、防御側が損失を与え続けることで戦局が変わる可能性もあるとゼレンスキー大統領は指摘しています。
ロシア軍の予備戦力とプーチンの意図
一方、ロシアのザルジニー総司令官は、ロシア軍の大幅な犠牲者数にもかかわらず、プーチンが戦争を続ける意図を示しています。ゼレンスキー大統領は、セベロドネツク、リシチャンシク、ポパスナ、ソレダル、バフムートなどの地域でロシア軍が大きな損失を被っていると述べています。
アウディーイウカでの戦闘状況
アウディーイウカ方面については、ロシア人ミルブロガーの報告によれば、ウクライナ軍が成功を収めているとのことです。しかし、ウクライナ軍が撤退したなどを示す確認された情報はありません。
また、アウディーイウカ南部に関しては、ロシア軍が市街に突入したとの報告が広まっていますが、この情報は完全ではありません。
防衛ラインの重要性
アウディーイウカ南部では、ロシア軍が攻略するのが困難とされる強固な防衛ラインが構築されています。一方で、クラスノホリフカ方向の突破が懸念されているため、この方向からの攻撃は避ける必要があります。
日本ニュース24時間によれば、アウディーイウカでの戦闘が流れを変えるキーポイントとなる可能性があります。ロシア軍の損失を増やすことで戦局を有利に進めるため、ウクライナ軍は引き続き戦いを続けるでしょう。
