高松市は、JR高松駅前にある公衆トイレに愛称をつけることを決め、ネーミングライツ(命名権)事業者の募集を9月に行う。同市がネーミングライツを導入するのは、屋島レクザムフィールド(高松市屋島競技場)に続いて2例目。
対象となるのは、市高松駅前広場公衆便所(高松市浜ノ町)。9月2日から30日まで、年10万円以上、来年4月から3年間の条件で法人を対象に募集する。審査の結果、命名権者に決定すると、愛称を命名できるほかトイレに愛称名の看板を設置できる。
高松市の大西秀人市長は定例記者会見で「市の財産を活用して新たな歳入を確保し、地域経済の活性化やイメージアップを図りたい」と話した。
問い合わせは市環境施設対策課(087・885・2810)。