イスラム組織ハマスに拉致された3歳女児が、父親の胸から脱出した後、さらに拉致されたことがわかりました。この衝撃的な事件について、被害者の家族の証言が明らかになっています。
ハマスに拉致されたアビガイル・モル・エダンちゃん（3）
ハマスに拉致された3歳女児の親族の女性は、米NBCとのインタビューで話しました。「子どもの名前はアビガイル・モル・エダン。アビガイルの両親はハマスによって殺害され、アビガイルは父親の腕の中に抱かれていた。彼女は血まみれの父親の体の下からはい出てきたのです」と述べました。
奇跡的な逃亡
アビガイルちゃんは父親の腕から出てきた直後、家族と一緒に隣家に逃げました。しかし、それも束の間でした。すぐにハマスのメンバーに見つかり、拉致されてしまいました。アビガイルの兄たちは奇跡的に逃げることができ、生き延びました。しかし、母親は子どもたちの前で殺されてしまったとのことです。
訴える人々の苦しみ
ハマスに家族を亡くした人々は、インタビューでその苦しみを訴えました。息子が拉致されたというオルナ・ニュートラさんは、「息子がいなくなって39日が経ちましたが、私たちは何も知りません。息子はどこに閉じ込められているのか、拷問を受けているのか、ご飯は食べているのか、まったく分かりません」と語りました。また、別の女性は、19歳の息子がハマスによって連れ去られて以降、飲食を断っていることを明かしました。
この事件は多くの人々に衝撃を与えており、被害者とその家族に対する大きな心配と共感が寄せられています。
※本記事は日本ニュース24時間独自の取材によります。
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