阪神とオリックスの優勝パレード、企業が足りない費用を拠出して5億円を確保

大阪と神戸で行われるプロ野球・阪神タイガースとオリックス・バファローズの優勝パレードの運営費について、企業が4億円以上を拠出して不足分を補填することがわかりました。

警備費や委託費用が大半を占める

このパレードは、大阪府と兵庫県、そして経済界が中心となって組織されています。運営費は主に警備費や選手の乗る車の手配に費やされます。今回は大阪と神戸の2つの会場で2回ずつ行われるため、警備会社への委託費用が大部分を占めることになるでしょう。2003年と05年の阪神の優勝パレードでは、それぞれ約1億5000万円の運営費がかかりました。

個人の寄付よりも企業の協賛金が中心

実行委員会は「特定球団の優勝パレードには公費を使うことができない」として、全額を個人の寄付と企業の協賛金で賄う計画を立てました。個人からの寄付はオンラインのクラウドファンディングサイト「READYFOR(レディーフォー)」で募集されましたが、目標額の5億円にはまだ到達していません。一方、企業の協賛金は4億数千万円以上が確保されていると関係者によって伝えられています。

パレードは万博のPRと関連づけられる

一部からは、パレードが25年の大阪・関西万博のPRと関連づけられたことに対して、「政治利用は控えるべきだ」といった批判的な意見も出ています。また、返礼品の周知不足なども指摘されています。

このニュースは、「日本ニュース24時間」がお届けしました。詳しい情報はこちらをご覧ください。

Source link: 日本ニュース24時間