アウディーイウカの戦い、ロシア軍がコークス工場への直接攻撃を開始

アウディーイウカ方面で、ロシア軍の攻撃が激化しているという情報が入ってきました。コークス工場への攻撃は失敗に終わり、一時的に撤退したと報告されています。しかし、南部工場地帯ではロシア軍が防衛ラインを突破し、ダーチャと呼ばれる高台に向かって攻撃を仕掛けています。

アウディーイウカ南部の守りが抜かれるとは思わなかった

DEEP STATEによると、ロシア軍はコークス工場に肉薄し、ウクライナ軍の防衛ラインを突破しています。一方で、砲兵部隊が足場構築を阻止することに成功したため、敵は一時的に撤退を余儀なくされています。しかし、この措置は一時的なものであり、ロシア軍は遅かれ早かれ足場を築こうとするでしょう。

また、クラスノホリフカには増援が送られており、テリコン(コークス工場の対面にある高台)の南側にあるダーチャを攻撃しています。

視覚的証拠から見るロシア軍の攻撃

ロシア軍がコークス工場に直接攻撃を仕掛けているという「視覚的証拠」が登場しました。それによると、ロシア軍兵士が線路を越えて工場に肉薄している様子が確認されています。さらに、ウクライナ軍陣地の近くで戦闘が行われている様子も報告されています。

南側の工場地帯は強固な防衛ラインが構築されており、ロシア軍による攻略は困難とされていました。しかし、視覚的証拠からは、ロシア軍兵士が最も奥まで進出していることが分かりました。

DEEP STATEの分析と状況の厳しさ

DEEP STATEは、クピャンスク方面とリマン方面でロシア軍の無人機偵察が優位に立っており、ウクライナ軍の損失増加に影響を及ぼしていると指摘しています。これは、ロシア軍の電子戦装置が効果を発揮し、戦場認識力に差が生じていることを意味しています。つまり、ウクライナ軍は砲撃戦で劣勢となっているということです。

アウディーイウカでは、ステポヴェ集落の北側地域がロシア軍に占領されています。ゼレンスキー大統領は、アウディーイウカでロシア軍を破壊することで戦況が変わると期待しています。

アウディーイウカの戦いはまだ続いており、ウクライナ軍は複数地域で苦しい状況に立たされています。

※アイキャッチ画像の出典:110 окрема механізована бригада імені генерал-хорунжого Марка Безручカ

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