橋下徹氏、清水寺の舞台に巨大リング建設費を擁護

橋下徹氏が大阪・関西万博の建設費について発言しました。特に建設中のモニュメント「万博リング」に対して、350億円の建設費が過大であるとの批判が出ていますが、橋下氏はその意義を強調しました。

万博リングの必要性を説明

万博リングは巨大な木造の屋根で、建設費は350億円に上る予定です。橋下氏は大阪市長時代の2014年、万博の誘致を表明した立場であり、万博リングの必要性について「シンボル的なものが必要なのではないか」との議論が交わされ、現在の形になったと説明しています。

橋下氏は「予算のチェックは必要だが、木材費として森林業にお金が流れ、建設事業者にも工賃が回り、政治家たちが財政出動で経済対策をすることを考えると、無駄ではない」と主張しました。

予算と経済効果の考え方の違い

橋下氏は、「350億円を含めた費用の見積もりが2800億円で、経済効果として3兆円になる計算式がある」と述べ、予算を無駄とするか経済対策と捉えるかによって考え方が異なると指摘しました。

また、万博リングの建設手法については「清水寺と同じで、くぎを使わない」と説明しました。その上で「清水寺を作らなくてもいいじゃないかという意見もあるかもしれないが」と述べました。

意見の分かれる万博リング建設費

番組では、世論調査結果やキャスターやアナウンサーのコメントも紹介されました。松山俊行キャスターは、費用削減の声が多い一方で、「橋下氏の説明で納得する人もいるのではないか」と述べ、梅津弥英子アナウンサーも「私は個人的には行ってみたいなと思いましたが、これを無駄ととらえるかは人それぞれかもしれない」とコメントしました。

橋下氏は最後に「巨大な清水寺の舞台に上がってみませんか」と提案し、アナウンサーは「行ってみたいなと思いましたが、皆さんはどうでしょうか」とコメントしました。

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