マフィン食中毒の店のSNS削除 保健所は「業者と連絡ついている」と説明 別の連絡先示す意思あるが…

マフィンが並ぶ焼き菓子店の様子

アジア最大級のアートイベント「デザインフェスタ」に出店した焼き菓子店のマフィンを食べた人が体調不良を訴えた問題について、店のSNSが一斉に削除されました。

回収情報の周知方法は旧ツイッターやインスタグラムで設定されており、一部の被害者はDMで店とやり取りしていたとの情報もあります。しかし、この対応はネット上で批判されています。

目黒区保健所は「業者と連絡はついている」と説明しています。また、店側は作業できる状況ではないものの、別の連絡先を示す意思があると話しています。しかし、連絡先が一時的につながらなくなったことは問題だと指摘されています。厚労省や消費者庁は、「自主回収の情報をHPなどで公開している」と説明していますが、今回のような状況では指導や罰則を課す立場ではないそうです。

「Honey×Honey xoxo」という焼き菓子店が販売したマフィンは、購入者の中には腹痛など体調不良を訴える人が出ました。また、異臭や「具材が糸を引いている」との指摘もあり、同店は食中毒が発生したとして公表し、謝罪しました。さらに、保健所による立ち入り検査も行われました。店側は約3000個のマフィンを自主回収すると発表しましたが、「11月15日早朝に私の名前を語った殺人予告文が複数の教育機関に送られていたため、警察へ相談に行きました」と明かしています。

厚生労働省はリコール対象として情報を公表しました。回収対象は「栗マフィン」など9種類で、2日間に約3000個が販売されました。回収理由は、一部商品に糸を引いているとの申し出や、食べた後に体調不良を訴える連絡があったためです。腹痛、嘔吐、下痢といった健康被害が報告されており、危険性の程度は「CLASS Ⅰ」に分類される最も高いレベルです。

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※記事内の写真はイメージです。

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