ロシアの凶悪犯、ニコライ・オゴロビャク(33歳)がウクライナ戦争に参戦した後に釈放されたことが明らかになりました。彼は10代少女を4人殺害し、さらに猟奇的な行為で食人行為まで行っていたのです。この衝撃的な事件について、キーウポストやガーディアンなどの外信メディアが22日に報じました。
ロシアの国家縦覧にウクライナ戦争への参戦
報道によると、オゴロビャクはウクライナ戦線で6カ月間の兵役を終え、今月上旬に釈放されたとのことです。彼の父親は、息子が戦闘中に大けがを負い、回復中であるものの、再び戦闘に参加する可能性は低いと話しています。
悪魔崇拝の儀式で10代少女を殺害
オゴロビャクは2008年、モスクワ・ヤロスラヴリ郊外の森で、悪魔崇拝の儀式の一環として10代少女4人を殺害し、身体の一部を切り取るなど猟奇的な犯行を犯していました。彼を含む6人が殺人容疑で逮捕され、2010年に懲役20年の判決を受けていました。
凶悪犯が戦争に参加し放免されることへの批判
この事件について、ロシア政府はウクライナ戦争への兵力補充のために囚人を徴集していることが明らかになっています。囚人は6カ月間の軍務を終えると釈放が約束されているとのことです。しかし、凶悪犯が戦争中に釈放されることに対しては、批判が出ています。
ロシア政府の立場
ロシア政府は、ウクライナ戦争に必要な兵力を補充するための徴集政策を変える考えはないとの立場を維持しています。ロシアクレムリン宮の報道官は、「すべての人が赦免名簿を綿密に検討している」と述べ、「最前線での戦闘に関連した条件は変更されていない」と語りました。
この事件は、ロシア社会において深刻な議論が巻き起こることは間違いありません。凶悪犯が戦争中に放免されることの是非をめぐり、多くの人々が意見を交わすことになるでしょう。
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