佐藤康光九段、ベスト4進出!藤井猛九段を破り将棋・達人戦準決勝へ

佐藤康光九段

将棋の立川立飛杯達人戦準々決勝が行われ、佐藤康光九段(54)が藤井猛九段(53)に101手で勝利し、ベスト4に進出しました。準決勝では予選から勝ち上がった丸山忠久九段(53)と対戦します。

佐藤九段の勝利

佐藤九段は、藤井九段との一局で勝利しました。藤井九段の四間飛車の出だしとなった対局では、佐藤九段が居飛車の端の位を取る展開となりました。藤井九段は角道を止める構想力を見せ、激しい戦いに発展しました。後手の攻めと先手の受けが絶妙に交差し、大駒が飛び交う熱戦となりました。佐藤九段は中盤戦で的確に手を進め、リードを奪いました。終盤戦でも着実な攻めを続け、対抗形の一局を制しました。

準決勝へ進む選手たち

この結果、準決勝は羽生善治九段(53)対森内俊之九段(53)、そして佐藤九段対丸山忠久九段(53)となりました。明日の25日には、全3局の試合が行われ、初代達人が決まります。

新棋戦・達人戦は、2023年4月1日以降、満50歳以上の現役棋士が参加資格を持ちます。第1回大会には東京から32人、関西から18人、計54人が出場しました。初代「達人」の座をかけた熱い戦いが繰り広げられています。本戦の持ち時間は各30分で、時間切れの場合は一手30秒以内となります。

日本ニュース24時間では、将棋の最新情報をお伝えします。

ソースリンク:https://news.yahoo.co.jp/articles/eaa65b5a4eaaa55909ce20ef3445b80263b48235