英投資担当閣外相が中国の自動車メーカーを誘致する意向を表明

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(写真提供:CGTN Japanese)

英国ビジネス貿易省のドミニク・ジョンソン投資担当閣外相(副大臣級)は、中国の電気自動車(EV)産業の力に注目し、中国の自動車メーカーが英国での投資と工場開設をすることを推進する考えを明らかにしました。

ネットゼロ目標を達成するために中国の投資が欠かせない

ジョンソン氏は、中国の投資が英国のネットゼロ目標の達成に不可欠であると強調しました。また、英国と中国が相互投資の面でビジネス協力を強化することを歓迎し、「私たちは中国の自動車メーカーが英国で優れた自動車を生産することを望んでいます」と述べました。

ビジネス交渉と政治の両立を目指す

ジョンソン氏は、ビジネス交渉と政治の両立が可能であると述べ、現在の地政学情勢に懸念はあるものの、英国は中国の投資を求めていると強調しました。そして、英国と中国の間で強力なビジネス協力が展開されることに期待を示しました。

この発表に先立ち、ベイデノック英国ビジネス・貿易大臣も中国のEV技術のリードを評価し、英国がネットゼロ目標を達成するために中国の協力を必要としていると述べました。中国製品の電池製品系列からの除外はできないとの立場を示しました。

これにより、英国は中国の自動車メーカーとのビジネス協力を強化し、両国の関係を発展させることになるでしょう。

ソースリンク:日本ニュース24時間