誤解?曲解?「日本海」の呼称維持をめぐる国際機関の判断に韓国が喜ぶ不思議

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誤解?曲解?「日本海」の呼称維持をめぐる国際機関の判断に韓国が喜ぶ不思議

日本海の名称をめぐり、韓国が自国内での呼称「東海(トンヘ)」を併記するよう国際的に求めている問題で、IHO=国際水路機関が「日本海」を唯一の名称とする従来の海図作製のガイドラインを維持する見通しとなった。

【画像】1602年既に「日本海」の表記…イタリア人宣教師が作成した古地図に

加藤官房長官は「評価する」と述べたが、日本はもとより国際的にも妥当な判断と言える話だろう。一方で、30年近くにわたり主張を通そうとしてきた韓国はさぞ落胆しているだろうと思いきや、「日本の主張が弱まる効果が期待される」(聯合ニュース)などと、こちらも「評価する」雰囲気で、日韓双方が「評価する」不思議な事態となっている。

韓国側の評価の背景には、今回新たに提示されたデジタル版海図の扱いがあるのだが、取材を進めると、どうやら韓国が誤解している、あるいは自らに不都合な事実を故意に無視しようとしているようにも見える部分が見え隠れする。

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