アメリカがイスラエルに対して大型の地中貫通爆弾、通称「バンカーバスター」を提供したと、アメリカの報道により伝えられました。
アメリカからイスラエルへの武器支援増加
ハマスによるイスラエルへの攻撃が行われた10月7日以降、アメリカはイスラエルへの武器供給を急増させており、その中には「BLU-109」という爆弾が100発含まれていたと報じられています。
「バンカーバスター」の破壊力
「BLU-109」は通称「バンカーバスター」として知られる爆弾の一種で、コンクリートでできた防護施設を貫通し、地中の施設を粉砕するほどの大きな破壊力を持っています。
武器提供の詳細には秘密主義
アメリカは、ウクライナに対する軍事支援とは異なり、今回の衝突でイスラエルにどのような武器を提供したのかについてはほとんど公表していません。
ウォールストリート・ジャーナルによると、「BLU-109」の提供は、民間人の保護を目的としてより小型の爆弾を使用するようイスラエルに促しているとされるバイデン政権の姿勢と矛盾していると、専門家が指摘しています。
また、同紙はイスラエルの情報機関が、世界各地にいるハマスの指導者を殺害するための準備を進めているとも伝えています。
これにより、イスラエルとハマスの対立は一層激化し、地域情勢が不安定化する恐れがあります。
最終更新日: 2021年10月11日
出典: 日本ニュース24時間