今年も終わりが近づいてきましたが、世界的なヒット作が誕生した23年にはまだまだ隠れた名作の韓国ドラマが存在します。今回は、韓ドラオタクの筆者がおすすめする『誘拐の日』『ボラ!デボラ~恋にはいつでも本気~』『愛だと言って』の3作をご紹介します。ドラマ難民の皆さん、ぜひお楽しみください!
『誘拐の日』
【あらすじ】
娘の病院代を捻出するため、ミョンジュンは元妻ヘウンの提案を受け入れ、11歳の少女ロヒを誘拐することにします。しかし、誘拐の準備をしている最中に車に飛び込んできた少女がまさにロヒだということに気付きます。気を失ったロヒを家に連れ帰ったミョンジュンは、ロヒの記憶がないことをいいことに、ロヒの父親に成りすまして危機を回避します。計画通りロヒの両親から身代金を要求するために電話をかけますが、連絡がつかないため不安になります。家に戻ってみると、ロヒの両親は何者かに殺害されており、彼らの遺体は運び出されようとしていました。
【見どころ】
『誘拐の日』は、韓国のドラマレビュアーたちにも「おもしろい!」と大きな話題になっています。私自身も期待を抱きながら視聴したところ、序盤から本当におもしろくて驚きました!『怪物』以来、サスペンスジャンルの傑作を見つけられていなかった私ですが、久しぶりに本当におすすめの作品に出会えて感動しました。
このドラマは、少女を誘拐し身代金を得ようとした気弱な男ミョンジュン(ユン・ゲサン)と、誘拐の標的であった少女ロヒ(ユナ)が共に行動することから始まるコミカルなスリラードラマです。
この作品のすごいところは、一つの誘拐事件から殺人事件やロヒの秘密など、3つの要素が複雑に絡み合っていく物語の奥深さです!予想もつかない展開に毎回驚かされ、巧みな脚本に感嘆せずにはいられません。
そして、シリアスなサスペンスが続くわけではないので、笑いどころもちりばめられています。コメディとサスペンスの完璧なバランスが取れているんです!さらに、ミョンジュンとロヒは他人でありながらも、本当の親子のような絆が描かれており、感情移入せずにはいられません。
出演者たちの演技も素晴らしく、ポンコツな誘拐犯を演じるユン・ゲサンや、いじめっ子役から一転して正義感溢れる刑事役に扮するパク・ソンフンなどにも注目です。そして、子役のユナちゃんの演技は天才的で、彼女の演技に感動すること間違いありません。
ドラマ難民の皆さん、ぜひ今すぐ『誘拐の日』を視聴して笑い、ハラハラし、涙しましょう。今年の隠れた傑作です!
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ソースリンク: 日本ニュース24時間