TBS系で毎週日曜に放送されている情報バラエティー番組「アッコにおまかせ!」が29日、人気グループTOKIOの解散(25日付)およびメンバー国分太一さんのコンプライアンス違反に伴う無期限活動休止という一連の出来事について報じました。番組内では、これらのニュースに関する議論が交わされ、違反内容の詳細が不明である現状に焦点が当てられました。
番組ではまず、TOKIOの解散と国分さんの活動休止という事実を伝えました。その後、メンバーの松岡昌宏さんが27日に、愛知・東海市で行われた主演舞台「家政夫のミタゾノ THE STAGE レ・ミゼラ風呂」(28~29日愛知公演)のリハーサル後、報道陣の取材に応じた際の様子が紹介されました。松岡さんはこの取材で、国分さんのコンプライアンス違反やTOKIOの解散について自身の考えを述べていました。
TOKIO解散と国分太一の活動休止に関する取材に応じる松岡昌宏
番組が松岡さんの取材対応を取り上げた後、MCの和田アキ子さんが、国分さんのコンプライアンス違反の内容について言及。「誰一人、分からへんでしょ。井上、何か聞いている?」と、出演者の「NON STYLE」井上裕介さんに意見を求めました。
井上さんはこれに対し、「何があったのか分からない。城島(茂)さんも松岡さんも〝知らない〟とおっしゃっていた。誰が知っているの?って話」と述べ、情報が非常に限られていることに首をひねりました。和田さんもこの点に同意し、「ウチらが知らなアカンことはない。知る権利もないし、向こう(TOKIO側)が言う義務もないけど、誰が出てきてもハッキリしない」と、現状の不明瞭さに対する認識を示しました。
井上さんはさらに、「知っている上で松岡さんがお話はできないのかと思っていたら、そうでもなさそう」と続け、メンバー自身も詳細を把握していない可能性に触れました。
今回のTOKIO解散と国分さんの活動休止は、日本のエンターテインメント界に大きな衝撃を与えていますが、「アッコにおまかせ!」での議論を通じて、コンプライアンス違反の詳細が一般にはもちろん、関係者の間でも十分に明らかになっていないという現状が改めて浮き彫りになりました。一連の経緯に関する続報が今後も注目されます。