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熊本南警察署と熊本運輸支局は、不正に改造された車両の取り締まりを熊本市西区で行った。そこで、規格外のマフラーを付けて、爆音を鳴らしながら走行するオートバイを検挙したが…運転手の少年たちに反省の色はなかった。
【画像】検挙された少年。バイクに寝そべりながら警察と会話する姿。
音に関する通報が多く…
夜間に爆音を鳴らしながら走行するオートバイや車の集団。待機していた警察の動きが慌ただしくなり、現場に緊張が走る。
警察の取り締まりをかいくぐるオートバイに、警察が「止まって止まって!」と追いかける様子も。
これは4月28日に熊本港近くで行われた、熊本南警察署と熊本運輸支局による不正改造車両の取り締まりだ。車体の大きさを測ったり、マフラーから出る排気音の音量を測定したりして、不正改造がないか調べる。
警察:
99デシベル超えたらダメ
熊本南警察署・山本貴廣交通第一課長:
音を吸収する物(サイレンサー)を付けていないと、バリバリ音がする。通報で多いのは、一般の人たちが一番迷惑に感じるのは音なので、音に関する通報が多い
取り締まりを受けたオートバイ
2022年で熊本県警に寄せられた暴走族などに関する通報は383件。82人が検挙された。2023年も1月から3月末までに67件の通報が寄せられ、18人が検挙されている。
少年:
これいいっすか?車検通る?
警察:
構造変更になりますので、今のままだと。なので車検証の幅も直してきてもらわないといけない。あと、音を消す部品が入っていないので、マフラーにサイレンサーを入れてもらわないといけない
取り締まりを受けた2台のオートバイも、マフラーが正しく取り付けられていなかったため、警察は道路交通法違反で検挙。運輸支局は整備命令を出した。
「寝れん」って言われてもわが都合たい
命令を受けた車両にはステッカーが貼られ、適正な整備を行った後、運輸支局の確認が必要となる。
少年:
これシールの痕、残るっすか?
警察:
たぶん大丈夫。そんなに強くは貼ってない
少年:
あーあ
オートバイを運転していたのは、19歳と17歳の少年だった。
19歳の少年:
バイク好き。中3から乗りよる。「寝れん」って言われてもそれはわが都合たい。若い時しか、ぎゃんことはできんとだけん
反省の色を見せない少年たち。ステッカーが貼られたバイクで、再び走って行った。
この日、3時間にわたって行われた取り締まりでは、合わせて5台のオートバイを調べ、警察が2台を検挙。運輸支局が3台に整備命令を出した。
熊本南警察署・山本貴廣交通第一課長:
不正に改造した車両でツーリングと称して爆音で暴走する集団がありますので、先行対策としてきょうもしましたけど、運輸支局と連携しながら取り締まりをやって、少しでも県民の皆さまが平穏に過ごせるようにしたいと思います
(テレビ熊本)
テレビ熊本
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