「ハマスは性的暴行中に乳房を切り落とした」 音楽フェス生存者たちが衝撃証言

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写真:朝鮮日報日本語版

パレスチナの武装組織、ハマスのメンバーがイスラエル南部で奇襲攻撃を行い、複数の女性に性的暴行を加えたとされる証言が報じられました。この衝撃的な事件について、BBCが報じました。

ハマスによる性的暴行の証言

報道によると、ハマスの奇襲攻撃で亡くなった人々の遺体の収拾と身元確認に参加した人たちは、遺体にさまざまな性的暴行の痕跡を見つけました。被害者の年齢は子どもから高齢者までさまざまだったそうです。

法医学チームのマーヤン大尉はBBCに対し、「あらゆる年齢の女性たちが性的暴行の被害を受けた」「傷や涙の跡などが見つかったほか、性的虐待を受けた痕跡も見つかった」と話しました。また、別の軍人である「アビゲイル」は、「損傷した遺体が多く、性的暴行の被害者数を正確に把握するのは困難だ」と述べています。

BBCは「被害者のうち、(被害事実を)自ら話せる生存者はほとんどいないと推定される」として、「彼女たちの最後の瞬間は、霊安室の職員の証言、攻撃当時の映像などを通して集めている」と説明しています。

生存者の証言

イスラエルの警察は、ハマスの攻撃を受けた「スーパーノヴァ」音楽フェスティバルに参加した女性の証言映像を公開しました。この女性は映像で、「ハマスのメンバーが1人の女性に集団で性的暴行を加え、乳房を切り落として道に投げた。性的暴行の途中で彼女の頭に銃を撃つところまで目撃した」と主張しています。

フェスティバルにいたある男性も、「参加者たちが殺害され、性的暴行を受け、首を切られる声や悲鳴が聞こえた」と証言しました。この男性は、「実際に見ていないのに、その悲鳴が別の種類の暴力ではなく性的暴行だったことがなぜ分かるのか」との質問に対して、「そのとき、声を聴きながら『これは性的暴行以外に考えられない』と思った」と答えました。

この男性は、支援団体を通じて発表した声明で、「亡くなる前に性的暴行を受けた女性もいれば、けがをしたまま暴行された女性、また死亡した後に暴行された女性もいた」「どうしても助けたかったが、自分にできることは何もなかった」と述べています。

イスラエルの警察によれば、性的暴行の目撃者は数名いるとされていますが、具体的な情報は公開されていません。

被害者の精神的な苦痛

メイ・ゴラン女性権限相によれば、性的暴行の被害者のうち何人かは生存しており、精神科治療を受けていると明らかにしました。ゴラン氏は「生存者はごく少数。ほとんどは残忍な形で殺害された」と述べています。「(犠牲者たちは)私とも話せないし、政府やメディア関係者の誰とも対話できない」とも語りました。さらに、「大きな精神的ショックを受けて入院している3人の少女と話をした」「少女たちは死んだふりをして全てを見聞きしていたが、とても耐えられなかっただろう」と述べました。BBCはある関係者の言葉を引用し、被害者の何人かは自ら命を絶ったと報じています。

この事件は、その残忍さと非道さから世界中で衝撃を与えています。被害者への同情と共感を忘れず、このような犯罪が二度と繰り返されないことを願うばかりです。

この記事のソースリンク: 日本ニュース24時間