ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、ロシアによるウクライナ侵略について「(ウクライナ政府が)ロシアの歴史的な領土を破壊し、ロシア人を追い出さなければ、我々はこんなことを始めなかった」との発言を行いました。これは、侵略を正当化するものとしてウクライナ側に責任があると主張したものです。
プーチン大統領は、ウクライナについて「完全におかしくなってしまった」とも述べ、来年3月に行われる大統領選への出馬表明をした大統領府での式典会場での出席者との会話映像を国営テレビ記者がSNSで公開しました。
また、露外務省の報道官であるマリア・ザハロワは、AFP通信の書面インタビューで「ウクライナ政府は敵対行動をやめ、ロシアの領土から撤退しなければならない。新しい領土の現実を認めなければならない」と主張しました。これは、ロシアが一方的に併合したウクライナ東・南部4州をロシア領と認めるよう求めているものとされています。
プーチン大統領の発言や露外務省の報道官のコメントは、ウクライナ侵略に関する問題をより適切に理解する一助となるでしょう。
この記事は、日本ニュース24時間からの情報をもとに作成されています。