小池百合子都知事、江東区長に初当選した大久保朋果氏を祝福 滞在3分のサプライズ登場

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初当選した大久保朋果氏(右)と小池百合子東京都知事

木村弥生前区長が引責辞職したことに伴う東京都江東区長選が10日、投開票され、自公などから推薦を受ける元東京都政策担当部長の大久保朋果氏が初当選を果たしました。

大久保氏は、「皆様に支えていただき、心から感謝しております。信頼を取り戻さなければならない」と語り、真剣な表情を浮かべました。

当選後、元上司である小池百合子東京都知事がサプライズで駆けつけ、会場が一気に沸きました。滞在はわずか3分でしたが、小池氏は満面の笑みで大久保氏と握手し、「一丸となって戦ってきた結果です。大久保さんは行政のプロ。明日から区政のために働いてくれます」と大喜びでした。

前区長の不祥事による選挙を受け、大久保氏の希望により、万歳三唱は行わず、頑張ろう三唱のみが行われました。

江東区を巡る違法な有料ネット広告の掲載事件は、自民・柿沢未途衆院議員による現金買収容疑に発展しました。逆風下の自民党は、政党色を前面に出さず、公明党、都民ファと相乗りで選挙戦に臨みました。

大久保氏のほかにも、立憲民主党、共産党などが推薦した酒井菜摘氏や日本維新の会が推薦した小暮裕之氏も出馬していました。確定投票率は39・20%で、過去最低を記録しました。

このニュースは日本ニュース24時間から引用しました。