ロシア軍、ウクライナ南部で「大きく前進」 ロシア側当局者

ロシア軍がウクライナ南部で「大きく前進した」と、ロシア側の当局者が主張しています。この報告は、ザポリージャ(Zaporizhzhia)州の地域で行われました。

ロシア軍の前進

ウクライナのノボポクロフカ(Novopokrovka)からの距離約20キロメートルの場所に位置するロボティネ(Robotyne)での戦いを経て、ウクライナ軍は夏に奪還しましたが、ロシア軍はノボポクロフカの北東に「大きく前進した」と報告されています。

ザポリージャ州において、ウクライナ軍は敵の攻撃を3度撃退しました。一方、ロシア軍は侵攻初期からザポリージャ州の大部分を占領していますが、州都のザポリージャ市はまだウクライナの支配下にあります。

ロシア側当局者の発言

ロシア政府がザポリージャ州の占領地域に設置した行政当局のトップ、エフゲニー・バリツキー(Yevgeny Balitsky)氏はテレグラムで「われわれの部隊は、ノボポクロフカの北東に向かって大きく前進した」と投稿しました。彼の発言によると、ロシア軍はこの地域で一段と勢力を拡大しました。

ウクライナ軍の抵抗

ウクライナ軍は、ザポリージャ州内の防衛軍が敵の攻撃を3度撃退したことを報告しています。これにより、ザポリージャ市を含む一部の地域はまだウクライナの支配下にあります。

まとめ

ロシア軍がウクライナ南部で「大きく前進した」と報告されましたが、ウクライナ軍もその地域で激しい抵抗を続けています。この地域における戦況は継続しており、戦局の行方が注目されています。

Source: 日本ニュース24時間