シャインマスカット発送できず、ふるさと納税返礼品2973件…担当者「山梨市の汚点になる」

山梨市のふるさと納税で、市内の返礼品取扱事業者が、返礼品のシャインマスカットを集めきれず、2900件以上が発送できなくなっていたことが市への取材で分かった。市は、この事業者の受け付けを停止したほか、寄付した人に来年の発送を案内している。

山梨県山梨市のふるさと納税サイト「さとふる」で、シャインマスカットが並ぶ光景が撮影されました。しかし、この美味しい返礼品が、山梨市の一部の人々に届かなかったことが判明しました。おいしいシャインマスカットが手に入らないなんて悔しいですよね。

山梨市の汚点になる

市によると、今年のふるさと納税では、約7万2000件の寄付がありました。そのうち、2973件(総額2973万円)のシャインマスカットが発送できず、受け取る人々を待たせることになってしまいました。市は、中間事業者からの連絡を受けて、受け取りを停止し、来年の配送を案内しています。

調査の結果、事業者が「病気のためにシャインマスカットが廃棄された」と説明していたにもかかわらず、実際には大量に廃棄されていなかったことが判明しました。さらに、事業者は「生産者との調整がうまくいかず、集荷ができなくなった」と述べました。

市はこの問題に真剣に向き合っており、来年の返礼品については事業者の受け入れを停止しました。寄付者に対しては、来年の配送について案内し、多くの人々が理解を示してくれているそうです。

市のイメージダウンにつながる

このような問題は、山梨市の汚点となり、納税をする人々のイメージダウンにもつながりかねません。市の担当者は、「来年以降は厳しく状況を把握し、イメージアップに努めたい」と話しています。

山梨市の美味しいシャインマスカットが届くように、今後はしっかりと管理をして、納税をする人々に喜んでもらえるようにしたいですね。

※この記事は「日本ニュース24時間」が提供しております。