「イスラエル軍が人質誤射、3人は白旗を掲げ上半身裸だった」葬儀も

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イスラエル軍がパレスチナ・ガザ地区北部でイスラエル人の人質3人を誤って射殺した問題で、人質の1人が当時、白い旗を掲げていたことが分かりました。

葬儀に多くの参列者

16日、イスラエル南部のフラで誤って射殺された人質の1人の葬儀が行われました。葬儀にはおよそ300人が参列したと伝えられています。

人質の状況が明らかに

ロイター通信によると、イスラエル軍幹部が語ったところ、殺害された人質3人は当時、上半身裸で、そのうち1人は白い布をつけた「白旗」のようなものを掲げていたと報じられています。

脅威と認識し発砲

イスラエル軍は、数十メートル離れた建物から出てきた3人を「脅威」と認識し、「テロリストだ」と他の部隊に呼びかけ、発砲しました。2人はその場で死亡しましたが、もう1人は負傷して近くの建物に逃げ込み、「助けて」と叫んだとのことです。

悲劇が続く

叫び声を聞いた司令官が発砲しないよう命令しましたが、再び建物の外に出た際に別の兵士に射殺されてしまいました。

イスラエル国内では、この発表を受けて130人以上の人質の即時解放を求める声が高まっています。

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