渡米して心臓移植成功 葵ちゃん(2)が無事帰国 「応援してくれた人や祖父母に会わせたい」経過順調で予定より早く

心臓の移植手術を受けるためにアメリカに渡った2歳の佐藤葵ちゃんが、手術を終えて無事に日本に帰国しました。葵ちゃんは心臓から血液を送り出すことができない重症心不全と診断され、5億3000万円の寄付を集めて両親とともにアメリカに渡りました。

8月に行われた心臓移植手術は成功し、その後の経過も順調であったため、葵ちゃんと両親は19日の朝に帰国しました。葵ちゃんは自分の足で歩き、笑顔を振りまきながら報道陣の前に現れました。

葵ちゃんの父である昭一郎さんは「本当に嬉しいです。1年前には想像できなかったので本当に嬉しいです。葵がお風呂が好きなので湯船に入れたいです。いわゆる普通の家庭というか、一緒に食事をして、一緒にお風呂入って夜寝るということができて、当たり前の生活なんですけれども、我々にとっては当たり前じゃないということが非常に強く感じられて。本当に貴重な日々、普通の貴重な日々を送らせてもらっている」とコメントしました。

葵ちゃんの母である清香さんも「やっぱり安心しました。応援してくれた人や実家の祖父母に会わせたいです」と話しています。

葵ちゃんは今後も定期的に通院し、経過観察を行う予定です。

葵ちゃんが無事帰国

(画像はイメージです)

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