非番警官が韓国の詐欺被害を救った一部始終 – ベビーカーを引いていた警官の奮闘

警察庁

韓国で非番の警察官が、ひょんなことからボイスフィッシング(電話金融詐欺)の被害を防ぐ活躍を見せました。

事件の始まり

京畿道水原(キョンギド・スウォン)南部警察署のユ・チャンウク巡査部長は、10月29日午後6時半ごろ、子どもをベビーカーに乗せて華城市(ファソンシ)で散歩していました。その際、彼はコンビニ前のベンチに座る若い男性の様子に違和感を覚えました。なぜならば、その男性は購入したギフトカードを整理していたのです。

ユ巡査部長はその場は通り過ぎましたが、数十分後に別のコンビニで同じ男性を見かけました。男性はギフトカードを買おうとしていました。ユ巡査部長は疑念を抱き、男性の身元と購入理由を尋ねました。

詐欺の共犯者?

男性はユ巡査部長に対し、詐欺の共犯者と疑われ、検察関係者から電話があり、口座が凍結されなかったことを証明するためにギフトカードのコードを送るよう指示されたと告白しました。彼は既に別のコンビニで150万ウォン(約16万5000円)相当のギフトカードを購入し、そのコードを送信してしまっていました。

幸いにも、ユ巡査部長はこの購入を阻止し、緊急通報をしました。警察関係者たちは、市民の財産を守ることができたことに喜びを感じています。

ギフトカードの危険性

ギフトカードはオンラインで現金化することができるため、ボイスフィッシングに悪用されることがあります。そのため、このようなケースが少なくないのです。

この事件は、非番の警察官の機転と即断が評価されるべきものです。警察庁がユーチューブチャンネル「警察庁」で報じた動画も話題となっています。

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