筑波大生行方不明事件、フランスの控訴審判決で殺人罪のチリ人被告に禁錮２８年…１審判決を支持

フランスの控訴審は、２０１６年に行方不明となった筑波大学の学生、黒崎愛海さん（当時２１歳）の事件で、チリ人の元交際相手であるニコラス・セペダ被告（３３）に対する殺人罪の控訴を棄却し、禁錮２８年の１審判決を支持しました。

フランス国旗を背景に、フランス東部の裁判所はこの判決を下しました。黒崎さんが行方不明になった事件は、彼女がフランス留学中に発生しました。セペダ被告の弁護士は、この控訴審の判決に不服を申し立て、上告する意向を明らかにしました。

筑波大生行方不明事件の背景

黒崎さんが行方不明になった事件は、２０１６年に発生しました。彼女は筑波大学の学生であり、フランスへの留学中でした。当時、彼女の交際相手であるセペダ被告が事件に関与しているとの疑いが浮上し、彼が逮捕されました。

２１日に行われた控訴審で、セペダ被告は殺人罪で起訴されました。裁判所は１審の判決を支持し、セペダ被告に禁錮２８年の刑を言い渡しました。この判決は、黒崎さんの遺族や関係者にとっても救いとなるでしょう。

この事件に関して、警察や関係者からは様々な証言が述べられています。筑波大学の関係者は黒崎さんについて「優秀な学生で、将来性のある若者だった」と語っており、彼女の行方不明は多くの人々に衝撃を与えました。

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