「ケチな体質」の根源であると、ダイハツ不正問題を指摘する専門家

ダイハツ自動車の大規模な不正問題に関して、自動車評論家の国沢光宏氏が解説しました。

ダイハツ、174の認証不正 ~全64車種の出荷停止へ

ダイハツは衝突試験の不正により、国内外で販売している全車種の出荷を停止することになりました。この問題について、トヨタ自動車との共同会見も行われました。

経営陣も関わり、30年以上続く不正

国沢氏は、ダイハツの不正問題についてフォルクスワーゲンの「ディーゼルゲート」と同等の規模と悪質性を指摘しています。実際、不正行為は1989年から30年以上にわたって行われていたと言われています。経営陣までが関与していた可能性も考えられます。

昔から不正隠しを行う企業風土があったダイハツ

国沢氏は、トヨタ出身の奥平社長がダイハツに移籍したものの、ダイハツとトヨタは異なる企業風土を持っているため、奥平社長にとっては理解しがたい状況だったと述べています。同様に日野自動車に移籍した小木曽氏もトヨタ出身であり、不正行為が発覚している背景があります。ダイハツは長い間、不正隠しを行う企業風土を持っていたため、厳しい状況に直面しています。

以上がダイハツ不正問題に関する専門家の指摘です。

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