「あまりに誠意ない」ヴィレヴァンのコラボ企画、途中で連絡途絶える 当事者VTuber悲しみ「個人活動者を使い捨てにする行為」

ヴィレッジヴァンガード(愛知県名古屋市)のコラボグッズ制作企画が話題になっています。クリエーターのXさんは、ヴィレッジヴァンガードからコラボ企画の持ち掛けを受け、担当者と打ち合わせを行いました。しかし、その後連絡が取れなくなってしまいました。この投稿をきっかけに、同様の経験をした他のクリエーターからもコメントが寄せられ、話題となりました。

連絡が取れなくなった後、再度営業メール

この投稿は、2023年12月19日に行われ、話題となりました。しかし、21日にはヴィレッジヴァンガードから正式に謝罪があり、投稿は削除されました。

J-CASTニュースは21日、同様の経験をしたギャル系VTuberの紫藤ナナさんに話を聞きました。紫藤ナナさんによれば、最初の連絡は2022年11月14日にありました。「我々の会社でコラボグッズを作りませんか?」という内容の営業メールを受けた紫藤ナナさんは、会社の大きさを考慮し、前向きな返信を返しました。

その後、リモートでの打ち合わせが提案され、11月21日に行われました。打ち合わせでは、クリエーターの実績やロイヤリティについての説明が行われました。この時点では、具体的なグッズの話はまだ出ておらず、メールで提供されたPDFなどを通じて内容を確認しました。そのため、リモートでの打ち合わせが必要という感じはありませんでした。その後、「ヴィレヴァンさんから声をかけられた側ですが、社内で検討しますので少々お待ちください。進まないこともあるかもしれませんが…」と連絡がありました。

その後は一切連絡がありませんでしたが、今年に入って別の担当者から連絡がありました。「連携が上手くいっていないのか、まったく別の担当者から、2023年8月4日にほぼ同じ内容の営業メールが届きました」と紫藤ナナさんは語っています。

この件について、ヴィレッジヴァンガード側からの公式なコメントはまだありませんが、クリエーターを使い捨てにするような行為は避けるべきです。コラボグッズ制作の企画では、相手とのコミュニケーションが重要です。今回の件を教訓に、ヴィレッジヴァンガードが適切な対応をしてくれることを期待しましょう。

Source: 日本ニュース24時間