ソフィー・マルソー「性的暴行疑惑」の国民的俳優について暴露!「地位低い女性を標的に」

仏国民的女優ソフィー・マルソーが、ジェラール・ドパルデューという国民的俳優に対して、過去の共演時に下品で不適切な態度を見せられたと暴露しました。フランス社会は、ドパルデューを支持する声と批判する声に分かれているようです。

マルソーは今週公開された週刊誌のインタビューで、1985年にドパルデューと一緒に映画撮影をした経験を挙げ、「ドパルデューは、セット場の地位の低い女性を標的にした」と主張しました。

さらに、「ドパルデューのテクニックは下品さと挑発であり、誰もがその点に魅了された」と述べ、「私が彼の行動に我慢できないと公に非難した時、多くの人に反対され、迷惑者扱いされた」と語りました。

一方、ドパルデューを擁護する声もあります。サルコジ元大統領の夫人や英国の女優など56人が、フランスの新聞に「ジェラール・ドパルデューを消さないでください」という寄稿文を掲載しました。彼らはドパルデューを最高の俳優だとし、無罪推定の原則を破ってはならないと主張しています。一方、マクロン大統領は「偉大な俳優であり、フランスに誇りを与えた芸術家」と評価し、非難を浴びました。

フランソワ・オランド元大統領は、「ドパルデューは誇らしくない」と断言しました。

ドパルデューはこれまで170以上の映画に出演し、1990年のカンヌ映画祭や1991年のセザール賞で主演男優賞を受賞したフランスを代表する俳優です。

ドパルデューは2018年8月に、自宅で知り合いの女優に性的暴行を行ったとして起訴され、2020年末に告訴状が提出されました。その後も、彼から性的暴行を受けたという女優からの告発が続いています。

今年7月には、彼が2018年の北朝鮮訪問時に女性嫌悪やわいせつ発言をしたとするドキュメンタリーがフランス公営放送で放映されたこともありました。

記事ソース:日本ニュース24時間